あうんの由来と今とこれから

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前々からの知り合いも、親戚などもいない、新しい地域に私たちが移住をすることに決めたとき、
ちょうどこんな感じがいいね、と考えていたとおりの物件が見つかり、
それまで営んでいた鍼灸院を同じ勉強会の先生に引き継いでもらうという幸運にも恵まれ、
たまたま全ての流れが、用意されていたように、不思議とうまくおさまっていき、無事に新生活が始まりました。もうあれから早いもので2年半が経とうとしています。

1年かけて、夫は週の半分東京に通いつつ、こちらで手作りの治療院を整え、晴れて2017年4月に「はり灸あうん」オープン。
その名前の由来ですが、、

東京の治療院での、とある昼休み。
心機一転、治療院の名前も変えようか。と話しながら、あーだこーだ、ゆるゆる考えていたとき、ふと夫が伸びをしながら「あうん」と言いました。

「お!それいいね👍」ということで決まった、
あれ、そんな短い話でした。。😅
   




「あうん」とは

Wikipediaによると、

ーーーーー以外引用ーーーーー

阿吽(あうん、サンスクリット語: अहूँ 、a-hūṃ)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。

また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。

次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。

転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。

ーーーーー引用終わりーーーーー



夫婦という陰と陽の対を為す私たちが、
同じ目標に向かって進んでいくさまと
人の一生の初めから終わりまで、からだを整えるということに寄り添える仕事
そんなふうに、「あうん」という名から連想しています。


東京では、夫の治療院にあとからやってきて、補佐的な気持ちが強く、途中、妊娠、出産もあり、いつもなかなか前に進めずにいました。鍼の威力をからだで知っているからこそ、怖くて尻込みしてしまうこともあったり。 
「治療家」というカタイ感じに緊張してしまう私は、勝手に変なプレッシャーを抱いたり、落ち込んだり。
でも、いろいろな治療の仕方を見て感じて、気の捉え方を勉強して、さまざまなインプットを通じて、今があります。やっとここに来て、今、アウトプットしていこうという気持ちが芽生えてきています。ずっと自由に、アウトプットしていいと言われてはいるのですけどね。。
今、少しずつ新しい一歩の準備を進めています。暑くてなかなか動きが鈍いものの、少しずつ、少しずつ、前へ。